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Channel: 浦和中心から代表戦まで ~戦術論~
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【Jリーグ第30節】 鹿島vs浦和  ~PK失敗と外国人枠~

まず1-1の引き分けは最低限の結果だろう。鳥栖と川崎が負けたことによりこれで残り4節最後の優勝争いはガンバと浦和の一騎打ちに持ちこめたことはポジティブな要素だ。またガンバとは勝ち点差3だが得失点差を考えれば一試合で順位がひっくり返る非常に拮抗した争いだ。さて、この試合最初から試合は動いた。まずミシャはスタメンにマルシオを入れてきたのだ。青木や関根などは今シーズンコンスタントに試合に出ているので驚きは...

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【Jリーグ第31節】横浜Fマリノス vs 浦和 ~浦和の成長~

またしても浦和は安定した試合運びを魅せ、マリノスに1-0と接戦をものにした。ここ何試合かの記事でも書いているように今の浦和は『堅い』試合をしている。これは今までの反省点を大いに生かしている証で、それは後ほど解説しよう。この日も相変わらず前半は終始落ち着いた展開だ。興梠が怪我で欠場しており、1トップに入ったのは李。正直、やはり李ではタメを作ったりサイドに流れて起点を作ったりとは出来ていなかった。これが...

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アギーレサッカーに適応する選手を考えてみる

アギーレは何がしたいのかわからない。もちろんまだ就任して4試合しかしていないのだから当然だ。しかし、日本代表やJリーグを見てきた筆者からすれば疑問点がいくつかある。それは選手選考と起用だ。場当たり的な選考が多すぎるのだ。...

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【Jリーグ第32節】 浦和 vs ガンバ大阪  ~勝ちに行った浦和の勇気~

埼玉スタジアムの雰囲気は最高だった。。そしてそれに応えようと浦和の選手は最後まで勝利を目指した。結果として0-2で敗戦したが、攻めることにリスクがあるのを承知で勝利を目指した選手やミシャを称えたい。勝たなければいけないのはガンバの方だったので、浦和は無理をして点を狙いにく必要はないのではないか?という意見もあるだろうしそれが出来ればしたたかであり、本当の強者なのだろう。現段階では浦和は確かに守備は安...

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【Jリーグ第33節】 鳥栖 vs 浦和 ~勝負弱さの原因はこれだ~

1-1という結果は予想外ではない。鳥栖というフィジカルを武器にシンプルにパワープレーで得点を狙ってくるチームには今の浦和は相性が悪いのはわかっていた。試合は互角という展開だった。しかし、決定的なシーンは浦和の方が多かった。それなのに決めきれない。そして最後にセットプレーで失点。一見運が悪いように見えるがそれは違う。試合中にも随所にパワープレーを苦手とする浦和の不安定さは見てとれた。今の浦和を象徴する...

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【Jリーグ最終節】 浦和 vs 名古屋 ~終盤戦で自滅した理由~

まさかの敗戦だった。試合開始すぐに槙野のヘディングで先制点を取れたが終始両者落ち着かず、試合はどちらに転ぶかわからなかった。この日も浦和のパスワークは見られず、終盤のリスクを負った攻撃からカウンターを幾度となく受けた。結局セットープレーとカウンターといういつもの失点パターンで1-2と敗れた。この試合だけをクローズアップして話すのはもうやめよう。前回の記事でも話したように今の浦和には『高さ』『強さ』『...

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【ゼロックス杯】浦和のジレンマ

浦和のジレンマがたくさんある。もう何度もお話している事だ。なぜ補強をしないのか?いやいや11人もしているではないかと否定する人すら既にいないだろう。ここ何年も続く勝負弱さはもはや『お家芸』状態だ。決めるべきシーンでことごとくシュートを外す。守り切る場面で決められる。このガンバ戦でも顕著だった。パトリック相手に二人でかわされ、セットプレーでも負ける。決定的なシーンはそれほど作れなかった。特にピックアッ...

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ミランが不調から抜けだす為に必要なもの

ミランがここまで不調な理由には複数の要素が絡み合っている。その中でも一番の要因はクラブ幹部の必要以上の現場介入であろう。最近ではコロコロと監督を変える。それも監督経験のないセードルフやインザーギを招聘するといった将来へのプランがわかりずらい選考だ。これはクラブ幹部が監督の能力というものよりも、話題性などを優先しているのではないだろうか。今のミランの状態を戦術的引き出しが少ない監督に任せるというのは極...

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【ACL第3節】 北京国安 vs 浦和レッズ ~浦和の明確な問題点~

この試合で浦和は本来のパスサッカーを捨て、より現実的なアウェイの戦い方をしていた。前半は後ろからのビルドアップをやめ、相手の最終ラインの裏をめがけて縦に長いロングボールを多用した。しかしなかなか石原で収まらず、武藤の単発な一人カウンターのみが唯一可能性を感じたプレーだった。後半は本来の後ろから繋ぐシーンも垣間見えたが、本来のプレーはほぼ出来なかった。結果、西川の不用意な飛び出しミスから失点、前掛かり...

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浦和レッズ ~戦術と気持ちの融合~

ご無沙汰しております。...

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浦和レッズ ~1st優勝総括 & 武藤フィットの真実 ~

新潟戦を5-2と完勝で1stを締めくくったレッズ。17戦無敗優勝を達成しました。これは非常に素晴らしく簡単ではないことです。各チームカラーは違い、今のJリーグは力が拮抗しています。どのチームにも代表クラスの選手がいるのは珍しくなく、様々なチームに対して勝利か引き分けで終えれたのはチームとして成長出来た部分でしょう。それは、昨シーズンなどの悔しい思いを経験し、メンタル的にも肉体的にも選手がより責任感を...

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【2ndステージ第1節】 松本 vs 浦和 ~ 浦和の課題をあえて探る ~

1stステージを無敗優勝した浦和が圧勝してもおかしくないと試合前は考えていた。前半は確かにそうだった。松本は最終ラインに新加入の安藤をフリーマンのような形で、浦和のトリデンテを終始ケアしており、フリックや、スルーからの抜け出しをよく研究してきているのが伺えた。そうとわかった浦和の後方の選手は無理に縦パスをいれることはしない。そこで、じわじわとサイドを攻略しようとビルドアップで圧力を掛けながら松本にプ...

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【2ndステージ第2節】 山形 vs 浦和 ~パフォーマンス低下の要因~

前節の松本戦に続いてこの試合もパフォーマンスの低かった浦和。試合は0-0のスコアレスドロー。なぜ浦和は1stステージのような試合が出来なかったのか?山形のフォーメーションは5-3-2のような形に見えた。その前線2トップのロメロとディエゴのプレッシングのバランスをはじめ、山形のオーガナイズされた守備は良かった。阿部と那須に対して良い距離間で圧力をかけ、槙野森脇には3ボランチのサイドがケアをし、武藤など...

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【2ndステージ第3節】 浦和 vs 広島 ~ポジティブな1敗~

開始そうそうから圧倒的に浦和のペースだった。浦和がボールを支配し、テンポよくバランスよくサイドと中央を使い、広島は5-4-1のブロックを敷いても全く対応できていなかった。広島は前線からはめてボールを奪いに来ない為、毎試合余裕を持って浦和はビルドアップが出来ており、この試合も落ち着いて広島を攻略していた。この試合、浦和の決定的チャンスのシーンがとても多いため、ピックアップすることも難しいほどだ。通常通...

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